2007年 10月 11日
全国大会の報告書(四国の白川氏 |
第3期ソーシャルアクションスクール
第1回全国大会 開催概要
*日 時 平成19年10月6日 13:00~
*会 場 早稲田大学 小野梓記念堂
*開催概要 次のとおり
1.鈴木英敬さん オリエンテーション
○開催概要、資料の確認、注意事項等説明
○ソーシャルアクションスクールの概要紹介
・ソーシャルアクションスクールとは、
①職業や立場を超えた、様々な価値観を有する人材が、
②日本、地域、自らの持ち場をよくしていきたい、という志を持ち、
③具体的な行動を起こしていくため、
④自らの意識の改革や自己研鑽、
⑤全国的なネットワークづくり
を提供する「場」である。
・全国でこの10月から12月まで、全国8地域で開催。人数としては、250人ほどが参加。
・元々は2005年1月に、「スーパー公務員養成塾」ということで、東京と関西の公務員と学生で立ち上げた勉強会が出発となっている。
ただ、公務員だけが頑張っても良い社会になるわけでなく、豊かな社会のためには官民関わらずみんなで社会を支えることが重要であると考え、スーパー公務員養成塾を発展的に解消し、公務員だけでなく、年齢や職業、立場を超えて、さまざまな価値観を有する人が誰でも参加できるソーシャルアクションスクールを2005年10月に立ち上げた。
そして、今回はその続きという形である。
・ソーシャルアクションスクールの目指すところは2つ。
一つ目は参加をし、講演を聴いたり自分たちで政策を考え、実行に移すことで、自己研鑽を図ること。
二つ目は、一人で頑張るのは難しいのだが、仲間と一緒に頑張ろうと思えるような全国的なネットワークを作ること。
・このSAS全体で行動を起こしていくというよりは、一人一人が自信の思考、行動を変革していく場である。一人一人のチャレンジを応援していきたい。
・1人の100歩より1万人の1歩が大事(ロバート・オーエン)
・「共汗力」(きょうかんりょく):こうあるべきだとか、口ばっかり、頭ばっかりで考えるのではなく、一緒に汗をかいていく、一緒に地域や国や社会を良くしていくという人材になっていこうではないか、という集まりである。
2.渡辺喜美 金融・行政改革担当大臣 講演
講題:「若者の当事者意識が社会を変える」
・自身の政治家、閣僚としての経験を面白おかしく紹介。
・大臣時代に現在取り組んでいる、または過去取り組んだ、公益法人問題、公務員制度改革等について説明。
・現在の政治や経済問題、社会保障制度などについて持論を展開。
3.鈴木英敬さん SASについて(追加説明)
○今回のソーシャルアクションスクールの前身であったスーパー公務員養成塾がワールドビジネスサテライト(テレビ東京)に取り上げられた際の番組を放映。
・政策提言の様子と審査員の厳しい突込みなど、養成塾の様子を特集。
・若い公務員には新しい役割、自らの責任において切り開けられる公務員像を作る必要がある。(オリックス・宮内会長)
・政策提言として公務員改革に取り組んだチームは無し。最優秀チームは「地方公共団体がコンペを行い、地方交付税を勝ち取っていく政策」。
・(インタビュアーから「中央官庁の仕事のシステムにメスを入れるような提案をしたチームが無かったが」との質問に対し、)自分もやる、自分も切るけどみんなもやってくれということに対して、まだ成長の余地があるのは確かであると英敬さんが回答。
○番組放映を踏まえて
・成長の余地がまだまだあるといったが、スーパー公務員が始まり、その年の10月からSASを始め、今回改めて開催することとなった。どんどんステップアップし、成長していく形でありたいと考えている。1期や2期から参加してくれている人もいる、今回初めて参加してくれる人もいるが、ぜひ取り組みとしても成長したものであってほしいと思うし、それぞれの参加した方の成長の度合いが前回参加した方の成長度合いよりも大きいものにしてもらいたいと思う。
・いろいろな思いをもって参加してくれていると思うが、自分の成長というものにもこだわって、自分を成長させる、そして自分がやりたい方向に向かって頑張っていく素地を作るんだという気持ちで、真剣に、そして楽しく参加してもらいたいと思う。
・このあと全国に散って、研鑽を深めてもらいたいわけだけれども、この「成長するんだ」という気持ちはぜひ全員持ってもらいたいと思っている。
・公務員だけで世の中を作っていけるわけがないので、今回は前のSASに比べても民間企業の参加も増えているので、ぜひ立場を超えてみんなで日本を良くしたり地域を良くしたりしてもらいたいと考えている。
・特に参加者の数が多いと、「参加者とスタッフ」と別れてしまいがちになるが、そういうことはやめていただいて、全員がスタッフである、全員でソーシャルアクションスクールを作っていくんだという気持ちでやってもらいたい。
4.各地域の紹介、プレゼン
・順番:北海道、中部、四国、東京、関西、九州、熊本、金沢の順で開催。
・各地域ごとで、前方のスクリーンや配布の資料を用いて説明を実施。
5.交流企画
・各地域の参加者がランダムに10グループに分かれ、発想力コンテストを実施。
・審査員は鈴木英敬さん他4名。
・評価項目は、ユーモア、説明力、論理性、ときめき度の4つ。
・お題は次の2つで実施。それぞれ白紙に答えを記入し、OHCに写して発表。
①野球をしたい子供、サッカーをしたい子供、バスケをしたい子供がそれぞれ7人ずついます。1種目しか選べないとき、あなたはどのスポーツを選び、他のスポーツの子供を説得しますか。
②商店街の入り口に、親子が無料で製作を手伝ってもらえ、完成の暁には集客にも役立てられるオブジェを作ります。そのオブジェの完成形を書きなさい。
6.懇親会
・終了後、懇親会を開催。参加者名ビンゴなどで盛り上がった。
以 上
(作成/四国地域 白川氏)
第1回全国大会 開催概要
*日 時 平成19年10月6日 13:00~
*会 場 早稲田大学 小野梓記念堂
*開催概要 次のとおり
1.鈴木英敬さん オリエンテーション
○開催概要、資料の確認、注意事項等説明
○ソーシャルアクションスクールの概要紹介
・ソーシャルアクションスクールとは、
①職業や立場を超えた、様々な価値観を有する人材が、
②日本、地域、自らの持ち場をよくしていきたい、という志を持ち、
③具体的な行動を起こしていくため、
④自らの意識の改革や自己研鑽、
⑤全国的なネットワークづくり
を提供する「場」である。
・全国でこの10月から12月まで、全国8地域で開催。人数としては、250人ほどが参加。
・元々は2005年1月に、「スーパー公務員養成塾」ということで、東京と関西の公務員と学生で立ち上げた勉強会が出発となっている。
ただ、公務員だけが頑張っても良い社会になるわけでなく、豊かな社会のためには官民関わらずみんなで社会を支えることが重要であると考え、スーパー公務員養成塾を発展的に解消し、公務員だけでなく、年齢や職業、立場を超えて、さまざまな価値観を有する人が誰でも参加できるソーシャルアクションスクールを2005年10月に立ち上げた。
そして、今回はその続きという形である。
・ソーシャルアクションスクールの目指すところは2つ。
一つ目は参加をし、講演を聴いたり自分たちで政策を考え、実行に移すことで、自己研鑽を図ること。
二つ目は、一人で頑張るのは難しいのだが、仲間と一緒に頑張ろうと思えるような全国的なネットワークを作ること。
・このSAS全体で行動を起こしていくというよりは、一人一人が自信の思考、行動を変革していく場である。一人一人のチャレンジを応援していきたい。
・1人の100歩より1万人の1歩が大事(ロバート・オーエン)
・「共汗力」(きょうかんりょく):こうあるべきだとか、口ばっかり、頭ばっかりで考えるのではなく、一緒に汗をかいていく、一緒に地域や国や社会を良くしていくという人材になっていこうではないか、という集まりである。
2.渡辺喜美 金融・行政改革担当大臣 講演
講題:「若者の当事者意識が社会を変える」
・自身の政治家、閣僚としての経験を面白おかしく紹介。
・大臣時代に現在取り組んでいる、または過去取り組んだ、公益法人問題、公務員制度改革等について説明。
・現在の政治や経済問題、社会保障制度などについて持論を展開。
3.鈴木英敬さん SASについて(追加説明)
○今回のソーシャルアクションスクールの前身であったスーパー公務員養成塾がワールドビジネスサテライト(テレビ東京)に取り上げられた際の番組を放映。
・政策提言の様子と審査員の厳しい突込みなど、養成塾の様子を特集。
・若い公務員には新しい役割、自らの責任において切り開けられる公務員像を作る必要がある。(オリックス・宮内会長)
・政策提言として公務員改革に取り組んだチームは無し。最優秀チームは「地方公共団体がコンペを行い、地方交付税を勝ち取っていく政策」。
・(インタビュアーから「中央官庁の仕事のシステムにメスを入れるような提案をしたチームが無かったが」との質問に対し、)自分もやる、自分も切るけどみんなもやってくれということに対して、まだ成長の余地があるのは確かであると英敬さんが回答。
○番組放映を踏まえて
・成長の余地がまだまだあるといったが、スーパー公務員が始まり、その年の10月からSASを始め、今回改めて開催することとなった。どんどんステップアップし、成長していく形でありたいと考えている。1期や2期から参加してくれている人もいる、今回初めて参加してくれる人もいるが、ぜひ取り組みとしても成長したものであってほしいと思うし、それぞれの参加した方の成長の度合いが前回参加した方の成長度合いよりも大きいものにしてもらいたいと思う。
・いろいろな思いをもって参加してくれていると思うが、自分の成長というものにもこだわって、自分を成長させる、そして自分がやりたい方向に向かって頑張っていく素地を作るんだという気持ちで、真剣に、そして楽しく参加してもらいたいと思う。
・このあと全国に散って、研鑽を深めてもらいたいわけだけれども、この「成長するんだ」という気持ちはぜひ全員持ってもらいたいと思っている。
・公務員だけで世の中を作っていけるわけがないので、今回は前のSASに比べても民間企業の参加も増えているので、ぜひ立場を超えてみんなで日本を良くしたり地域を良くしたりしてもらいたいと考えている。
・特に参加者の数が多いと、「参加者とスタッフ」と別れてしまいがちになるが、そういうことはやめていただいて、全員がスタッフである、全員でソーシャルアクションスクールを作っていくんだという気持ちでやってもらいたい。
4.各地域の紹介、プレゼン
・順番:北海道、中部、四国、東京、関西、九州、熊本、金沢の順で開催。
・各地域ごとで、前方のスクリーンや配布の資料を用いて説明を実施。
5.交流企画
・各地域の参加者がランダムに10グループに分かれ、発想力コンテストを実施。
・審査員は鈴木英敬さん他4名。
・評価項目は、ユーモア、説明力、論理性、ときめき度の4つ。
・お題は次の2つで実施。それぞれ白紙に答えを記入し、OHCに写して発表。
①野球をしたい子供、サッカーをしたい子供、バスケをしたい子供がそれぞれ7人ずついます。1種目しか選べないとき、あなたはどのスポーツを選び、他のスポーツの子供を説得しますか。
②商店街の入り口に、親子が無料で製作を手伝ってもらえ、完成の暁には集客にも役立てられるオブジェを作ります。そのオブジェの完成形を書きなさい。
6.懇親会
・終了後、懇親会を開催。参加者名ビンゴなどで盛り上がった。
以 上
(作成/四国地域 白川氏)
by sasthe3rd-tokyo
| 2007-10-11 07:07
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